黄体期のホルモン検査について|当院の不妊検査
公開:2021.04.16 最終更新:2024.06.28
基礎知識検査・治療法妊娠
こんにちは、桜十字ウィメンズクリニック渋谷看護部です^^
不妊検査について、「いったいどんな不妊検査があるのだろう・・。」と不安に思われている方も多いかと思います。5回に分け、当院で行っている一般的な不妊検査について説明させていただいています!
最終回となる今回は、排卵後の黄体期の血中ホルモン検査についてです!
下の図は当院で行っている検査の流れです。
必ず月経期から検査を開始する必要はありません。初診時に始められる検査から行いますので、時期を問わずご受診ください。
排卵後の黄体期に採血の検査を行うことで、着床や妊娠継続に必要なホルモンが十分に分泌されているかを知ることができます。
検査方法
排卵後の高温期に設定します。
※生理周期によって高温期の時期は個人差があるため、診察
時に医師より来院日の指示があります。
検査方法
血液検査
検査項目
①E2(エストロゲン)
→子宮内膜に関与するホルモン。
卵胞の発育と共に生産され、子宮内膜を増殖させ、経管粘液を水様粘液化させるホルモン。
②P4(プロゲステロン)
→排卵後に体温を上昇させ、卵子の着床、妊娠継続に関与するホルモン。
P4が10ng/ml以下の場合は、黄体機能不全が考えられます。
結果説明
次回来院時に医師より説明させていただきます。
※検査当日に検査結果のご説明はありません。
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